アカデミー賞の脚色賞を受賞した『イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密』のグレアム・ムーアのスピーチが素晴らしい件

第87回アカデミー賞の脚色賞を『イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密』のグレアム・ムーアが受賞。受賞後のスピーチが素晴らしかった。

 

 

「皆さん、ありがとうございます。アラン・チューリングは、このような舞台で皆さんの前に立ち表彰されることはありませんでした。でも、私は立っています。これは不公平です。」
「だから短い時間だけど一つ言わせていただきたいです。」
「私は、16歳の時、自殺未遂をしました。自分は変わった人間だと、自分の居場所が無いような気がしたからです。でも、今ここに立っています。」
「この映画を、そういう子供たちに捧げたい。自分は変わり者で居場所がないと感じている若者たちへ。君には居場所があります。そのままで大丈夫。そして、いつか輝く時が来ます。」
「だから君がここに立った時には、この言葉を次につなげて欲しいです。ありがとう。」

今回と言わずにここ数年のアカデミー賞でベストスピーチだと思います。